一見安直な設定に克・亜樹の野望(埼玉版)が隠されているのかもしれない『熱いぞ!猫ヶ谷』の話
というわけで☆俺が宝島社の大株主だったら、『このマンガがすごい!2011』に全力で裏工作して♪♪1位にねじ込むであろう超傑作漫画『熱いぞ!猫ヶ谷』の話です☆☆☆
この漫画☆一見♪♪「地球超温暖化で最高気温が48℃を超えて住民の普段着が全員水着になった猫ヶ谷で繰り広げられるハーレム漫画」という、今時中学生でもこんなネタに食いつかねえよ!!という☆それはもうとてつもなく酷い漫画なんですが☆☆☆中身も大体そんな感じのとてつもなく酷い漫画です♪♪
だがちょっと待って下さい☆
そんな酷い漫画『熱いぞ!猫ヶ谷』ですが♪♪2つほど特筆すべき点があるのです☆☆☆
まず一つ目は……すいませんもう俺の脳がとろけそうで限界なのでいつもの文章に戻しますが、↑こんな感じでセリフ・ト書き関係なく全ての文章にやたら☆やら♪♪(正確には4分音符×2ではなく8分音符なんですが、出し方が分からないので)やらはぁと(こちらも出し方が分からないので)やら☆☆☆やらが多用されている事。
ただでさえ内容がヒドい漫画なのに、この反復はかなり脳にきます。
ちなみに鹿とパワーグローブをこよなく愛する漢V林田さんによれば、
だそうなので、決して克・亜樹先生が突然間違った萌えに目覚めたり、『ふたりエッチ』を描くのに疲れて頭がおかしくなった結果、こんな文章を書き始めたのではない様です。
克・亜樹先生は化け物ですか……。
俺は「もしかして語尾には何か法則性があるんだろうか?(キャラごととか)」と思って3回読んだだけで脳に深刻なダメージを負ったというのに(オイ)。
そしてもう一つの特筆すべき点は……この漫画は少なくとも「女の子が全員水着の漫画を描こう→じゃあ地球超温暖化で普段着が水着になった町の話を描けばいいじゃん!」という流れで作られた漫画では無いという事です。
いやあり得ないと思うでしょ?どう考えても「女の子全員水着→地球超温暖化」の流れで成立した話だと思うでしょ。
俺も全力でそう思っていました。
巻末の後書きで、克・亜樹先生が
もし……『熱いぞ!猫ヶ谷!!』のテーマは?ときかれたら……それは衣・食・住でいうところの「住」かなと思っています。
と書いてるのを見ても、いやいやいや何だそのクソ言い訳は!と思っていました。
だがしかし、この後書きの続きにはこう書いてあります。
この作品はもちろんフィクションですがモデルは埼玉県熊谷市だったりします。
これを見てWikipediaの埼玉県熊谷市項を見た時、俺は心底驚愕しました。
面倒なのでこれ以上実例は挙げない……と言うか探したくないんですが(笑)、この漫画、どこまでも現実の熊谷市準拠で作られている様です。
克・亜樹先生は第二の美水かがみとして熊谷市の名誉市民の座を狙ってやがる……。
いやまあそれは半分くらい邪推ですが(笑)少なくともガチで熊谷市漫画を描こうとしているらしいのは確か。
恐るべし克・亜樹先生!
かように素晴らしい『熱いぞ!猫ヶ谷!!』。
あなたも是非読んで脳をとろけさせて下さい。
値段分は全く保証できない、ガチで下らない漫画です(オイ)。