問題はプレミアが付いてるのが2本もある事ですよね……

ここ最近と言うか昨日あたりから、この間東京行った時に、半ば罰ゲーム的に買わされた(オイ)『さくらシュトラッセ』をぽてぽてとやっていたんですけど、本体の出来自身が微妙なのもあるんですが、何より、『Choir』の時に5分5分だと思って『Sultan』で7割方そうじゃないかと思ってた悪い予感が10割確定したような気がして凄くブルーです。



 なんの事かと言いますと、まーつまり、NYAON先生の書くシナリオって微妙にキャラの人間性がおかしくね?という話ですね。

『Choir』の時は「さらわれた仲間は大抵れい〜ぷされて処女散らして帰ってくるのに、幼なじみがさらわれても特に心配してる様子が無い人間側主人公」、『Sultan』の時は「幼なじみと押しつけられた婚約者の間で右往左往した挙げ句、婚約者に『もういいから幼なじみの方に行ってやれよ!』と言われるまで幼なじみを選ぶ決断が出来ない主人公」あたりが代表なんですが、なんかキャラの人情の機微が微妙に鈍感どころの騒ぎじゃないっつーか、もの凄く違和感があると言うかおかしいんですよね。




あとキャラ殺しすぎ。
とにかく殺しすぎ。


それもま〜、鍵とか鍵フォロワーみたく「殺して生き返らせたら感動しね?」みたいな意図があるのならまだしも、「いいのよ、どうせ捨てキャラだし」くらいの勢いでガンガン人殺すのがどうも馴染めないと言うかなんと言うかなんですよねえ。
私は「話の展開的にこうしたら面白いんじゃね?」的意図から、キャラをチェスの駒か何かの様に扱うのもどうかとは思うタイプではあるんですけど、逆に、話の流れ上あんまりプラスにならないのに、やたらとキャラを酷い目に遭わせて、さらに登場キャラ達も特にその事を気にかけず凄い勢いでスルーするのもそれはそれで毎回微妙に不気味だと思っているんですよね。


まあ、まだ『さくらシュトラッセ』はラスまでやってない上に、そもそも『Sultan』さえ幼なじみシナリオは婚約者ともHしないと話が進まない事に全然気づかずに5回も6回もBADENDを見る羽目になったせいで結局幼なじみシナリオしかクリアしてないので偉そうな事は言えない訳ですが(笑)。




ま、そんな事は正直どうでもいいんですよ(オイ)。


この文章でも既に、

堀川はるゆき(分かりやすく言えば『Choir』のシナリオ書いた人ですな)=NYAON(『Sultan』とかDMFとかもしらばとかさくらッセ(以下略))

という前提で書いてますけど、最近ちょっと思い立って『Choir』と『制服狩り』と『Sultan』のHシーンの文章だけ読み比べて文体解析とかして、

「やっぱり堀川はるゆき=NYAONで間違い無いっぽいよなあ」

という確信を持ちましたので、ちょっと真面目にプレミア付いてるのも含めて全作品入手して、考察的な物を書いてみようと思った、という事の方が本題なんで。



この話、なんか気がついたら既成事実みたいに語る人をたまに見かけるんですけど、多分最初に言いだした人間だと思われる私的には、超適当に、

「なんか多分それっぽい。コンビ組んで絵を描いてる人も一緒だし。」

みたいなノリで言ってて、微妙に確信が持ててなかった所があるんで、いつか白黒付けたいと思ってたんですよね。




まあ、そんなどうでもいい話よりも先に、『Choir』のレビューを真面目に書けって話なんですけど。