俺、この戦争が終わったらカブ女にプロポーズしようと思うんだ。

　と言う訳で『ルーンファクトリー』。
　スキルがいっぱいあるのに、戦闘レベル以外のスキルは全て、基本的には金を儲けて女に貢ぐのが楽になる以外の意味は特に無いと思われるとか、物質合成系の行動は失敗すると材料が減らない（成功したら当然減る）のにスキル経験値は上がるので、成功率が低い無茶合成の連続でごり押ししまくればすぐ上がるとか、普通の意味でも黒い意味でも楽しみまくっておりますが、やはり素晴らしいのは登場するメスい……ヒロイン達の極悪ぶりですね。

　看護婦のラピスさんは主人公が怪我をすればするほど好感度が上がるわ（正確には戦えば戦うほど、ですが）、雑貨屋の娘ロゼッタさんは雑貨屋を儲けさせれば儲けさせるほど好感度が上がるわ（正確には生産物を雑貨屋に卸せば卸すほど、ですが）、お風呂屋の魔女っ娘はお風呂（有料）に入れば入るほど好感度が上がるわ、と登場するヒロインがことごとく金金金（お前の脳内だけでな）なこのゲームはマジ最高なのですが、そんな俗物共を遙かに超越してこのゲームの頂点に君臨する、メインヒロインのカブ女ミスト様の言動は、もはや十次元的存在の高みへと到達しています。

　ゴッドサイダー用語で言えば「ドムゴォー」レベルです。
　有機物である小娘共では、無機物であるミスト様に傷一つ負わせる事も出来ないのです（超意味不明）。

（行き倒れになっている主人公にクワを渡して）
「失礼、あなたがあまりにも畑仕事が似合いそうだったので。」

（自称ミスト様のライバル、ロゼッタさん曰く）
「あの娘は誰にでも『あなたには才能がありそうだから畑仕事をやってみませんか？』って言うのよ。」

（海開きの日、他のヒロイン達が水着の話をしている中）
「今日は海開きの日ですね。でも私達は頑張って畑を耕さないといけませんね。」

「今日はしゅうかく祭です。ラグナさん（主人公）の畑の見せ所ですね。」

　この畑キ○ガイ感……そしてこの畑キ○ガイ感！！！

　そして当然のごとく、農作業をすればするほど好感度が上がっていく畑キ○ガイ様ですが、ゲーム中、自らの手を汚して畑仕事をする事は一切ありません。
　この畑キ○ガイのやってる事は、昼頃重役出勤して、主人公が真面目に畑仕事をやっているかどうかを鬼軍曹のごとく監視している……ただそれだけです。

　かように素晴らしい『ルーンファクトリー』、一般人のあなたには特にお奨めしませんが、とりあえず、あ○し（仮名）あたりのキ○ガイとかキ○ガイやり込み大好きさんはやるべきだと思います。
　と言うかやれ。