こういう時に教養を見せつけるような物ではなく、エロゲから言葉を引用してくるのも不人気の原因の一つだと思う(暴言)

 最近やっとこさ気づいたんですけど、私はどうも、殺し屋に例えると(例えるな)、卓越した技術を生かして眉間を狙撃して殺すようなスマートなタイプじゃなくて、正面から頭を棒でぶん殴ったあげく、死体が原形をとどめなくなるくらいまで殴り続けるような、情熱的と言うか泥臭いと言うか、どうもそういうタイプらしいですね。


 それに気づいたのは、昨日、言わずもがなの理由で僕夏のレビューを読み返して、ついでに昔書いたレビューとかを読み返して見てたら、なーんか昔の私の書いたレビューって妙にクールぶってて嫌な奴って印象がしたからなんですね(笑)

 そうは言いつつも、流石に僕夏レベルになると情熱みたいな物が見える訳ですが、例えば『ドーターメーカー』のレビュー辺りは、割と中身のある事を言ってるつもりですが、一番最近の、中身は高原くくるのキ○ガイ演技最高!このゲームの価値なんて高原くくるの罵倒以外ねえよ!」以外の事は何も書いて無いに等しい『バルバロイ』のレビューとかの方が確実に面白いと言うか、買いたくなる感じですからねえ。
(まあ、そうは言いつつも「ぶっちゃけ演技は高原くくるよりも白井綾乃の方が上だけどな」とか「こんなキ○ガイ演技を嫁入り前の娘さんがしていいのか?」とかクールぶって割と酷いことを書いてる訳ですが。
 まあ、自分でも理○の事になると好きすぎてキ○ガイっぽくなってしまう部分を自覚してるんで、無意識に歯止めをかけてるんでしょう多分、と言い訳させてもらいましょう。)




 最近やってた『リコッテ』から引用させて頂きますと、ゲーム開始時点では場末の酒場のピアノ弾きという逆境にいる主人公は、過去編において、ピアノを弾く動機に「聞く人が喜んでくれると自分が楽しくなるからピアノを弾くんだよ!」というタイプの選択肢を選んでると(リコッテに出会って才能を開花させるけど)場末にふさわしいヘボピアノ弾きになるのに対して、「自分が楽しく弾くとその楽しさが聞く人に伝わるから弾くんじゃん!」という選択肢を選ぶと、埋もれてる天才になるので、場末の文章書きである俺が選ぶべき動機はどっちかと言うと、これはもう言わずもがなな訳で(笑)


 まあ、そんな感じで、今後エロゲレビューを書く際は、ネタバレしない様に内容を伝えるための技術を駆使して、とか賢そうに見える様に、とかもうそういうのは一切捨てて、「このゲームめっちゃ面白いのでとりあえず買えや!」みたいな情熱を前面に押し出していこうと思いましたとさ。