あの帽子の中には栄養がたっぷり入ったこぶが詰まっていて砂漠を旅するときに便利という妄想

  最近は、ボウケンジャーつーかゴードム文明大神官ガジャ様が面白すぎて困ります。


 役者がメイクしてやってるのにもかかわらず、着ぐるみな怪人さんらに全く負けていない色物な外見、作りすぎのキ○ガイキャラ演技、自前の巨大敵どころか自前の怪人すらいない(唯一持っていた動く巨大神殿は1話で潰された)上に、幹部も自分だけで後は戦闘員しかいない零細組織のボスである事などもさる事ながら、台詞が面白すぎです。

「ゴードムの秘宝は1つではないわ!」

 さすがですガジャ様。
 でも今んとこ2つしかないのですが、もちろん他にもいっぱい秘宝はあるんですよねガジャ様。

「秘宝はカラフルな奴らに奪われたわ!」

 いや、確かに奴ら戦隊ヒーローはカラフルなキ○ガイにしか見えませんが、一応名前で呼んであげましょうよ……って言うかこんな呼び方をする人は初めてですよ……。

「平和のためなど口実。プレシャスがあると聞けば、どこへでも飛んでいき、それを強奪するお前達は、冒険にとりつかれた呪われし者。この呪いを解くためには、ゴードムの、この私のために働く他はない!」

 前半は割と納得するんですけど、後半と内容に関連性がなさ過ぎて、結果的な全体としての胡散臭さは、私が今まで聞いた中で最高の屁理屈「後に禍根を残さぬよう、互いに生まれたままの姿で戦うのだ!」(『オークション・ハウス』原作:小池一夫 画:叶精作 より)に匹敵するものがあるのですがガジャ様……。

「今だ陛下!」
「なんとしてもプレシャスを取り戻すのだ陛下!」

 えーと、この時は確かに、立案:ガジャ様(ゴードム文明)、人材提供:リュウオーン陛下(ジャリュウ一族)の共同作戦なので、一応立場的には対等な訳ですが、他組織のボスを陛下と持ち上げつつも、どう考えても子分扱いなのは作戦立案だけして何もしてないに等しいいらない子なガジャ様的にはいかがなものかと。
 正直、タメ口よりもさらに感じ悪いですガジャ様。


 そして極めつけは今回、ボウケンジャーのロボを奪ったのはいいものの「これ動かねえじゃん!」とリュウオーン陛下につっこまれた時のこれ。

(ちなみに画像はガジャ様スレの362から引用させて頂きました。)

 いや、確かに4万年封印されて寝てたガジャ様に、今時の機械の使い方を聞くのは間違ってるかもしれませんが、「土木ロボをパクって島のどこに埋まってるか分からない宝を掘り起こすのに使おうぜ」って提案したのはガジャ様ではありませんか!




 そんな愉快なガジャ様に恋愛譚(ロマンス)が止まらないので、ボウケンジャーはガジャ様が出ている回しか保存していません。