『リサイクルプリンセス』体験版の話

ここ最近ずっとクソ難しい同人STGをやっておりまして、ちょっと疲れたので「ああ、そういえば凄い褒めてる人がいたので、体験版DLして放って置いてたSLGがあったな。気分転換にちょっとやるか。」と思って『リサイクルプリンセス』という同人ゲームをプレイしたんですよ。


そしたらそれがとてもとても良いゲームだった。
今日はその話です。


まずは公式サイト(特にストーリーとか人物紹介とか)をご覧下さい。
これ見て「あ、面白そうだな」と思った人……あなたは別にここから先の駄文は読まなくてでいいです。



体験版DLした時にここら辺をざらっと読んで俺は思った訳ですよ。
「ああ、クソ悪趣味そうなゲームだなあ」とね。


あんね、ちょっと、いやかなり腹黒い事言いますけど「とりあえずかわいいキャラとヒドい展開を組み合わせたテキトーな話作ったら受けるんじゃね?」っていうのが俺一番嫌いなんですよ。
いや特定の何かをDISってる訳じゃないですよ。
そもそもそういう作品には基本的に触れないようにしてるから。


そういうのは「カードゲームで負けたら基本的に負けた方は死ぬ」っていう脳がおかしい話を超全力で10年間もやり続けていて、特にここ3年間の5D'sの出来がマジ神懸かってる深夜42時アニメこと遊戯王アニメだけで十分なんですよ。


失礼、話が逸れました。


まあそんな訳で、凄ーくテンション低く体験版始めたら、これがまたヒデー設定の話とは思えないユルい展開なんですわ。
なので「あーめんどくせー早く終わらせてSTGの続きやるか寝るかしたい……」と思いながらプレイしてたら、いきなり1面が難しい!


あんな、基本的にSLGとかRPGとかの序盤……いや全てのゲームの1面なんてチュートリアル、もっと極端に言うと、半分寝ながらプレイしていてもクリア出来るくらいで良いと俺は思ってる訳ですよ。
だからもっと簡単にしろやもしこの体験版に2面があったら全力でぶん投げよう……と思いつつさらにさらにテンション低く、4回くらいリトライしてやっと1面をクリアした所でこのゲーム超化けました。


いきなり全力でド真面目になるお話。
いきなり全力で超暗くなる展開。
(ゲーム部分は3面くらいから超暗い設定が反映される本番になる訳ですが、それはまあいい。)


「『とある事情により何度死んでも蘇る事が出来ますが、容姿が変貌する等のそれなりのリスクを伴います』って何だよなめてんのかコラ」と思ってた俺が間違ってましたマジすいません。
そら、あれだけ複雑な事情を要約すると、こういう一見ふざけてる様にしか見えない紹介以外書けませんわな。



とまあ「真価が分かるまでがクソ長い」「1面から全力でクソ難しいのに、作ってる方はこれでもヌルくしたつもりらしい」という以外は完璧なこのゲーム。
逆にその欠点が致命的過ぎると個人的に思うので、珍しくゲームの体験版感想なんて物を長々と書いてるんですが、とりあえず俺を信じてくれる暇な方は、是非「2面が始まるまで」我慢してプレイしてみて頂きたい。


ただそこまでが結構、いやかなり長いので「2面が始まっても特に面白くねえじゃねえか!」とい思った方には大変申し訳ないのですが……。