一応書いときますけど、小池センセも同じような意味で尊敬申し上げておりますよええ

　今週の漫画ゴラクを読んでたら『樹海マン』というふくしま政美先生の読み切り漫画が載っていたのですが、これがまた、驚愕するくらい素っ頓狂な漫画で、私、非常に感動しました。

　と言いましても、漫画の内容自体は

「『樹海の主』と言われる富士の樹海に住んでて殺し屋だかなんだかをやっている元自衛隊の鬼教官な主人公の元に、昔の教え子である女自衛官がやってきて（以下略）」

という、普通に頭がどうかしている漫画だったのですが、絵が実に凄かった。

　まあ、どう凄かったか説明しろと言われても割と困る物があるのですけど、あえて言葉にするなら、「どう考えてもギャグにしか見えないんだけど、本人は超本気で描いてるんだろうなーというのがページからこれでもかというくらい伝わってくるような、そんな人間力を感じるくらい濃い絵ヅラ」と言うかなんと言うか、という感じでしょうか。
　とにかく、『聖マッスル』と『女犯坊』以外何を描いてたかすら誰も知らないんじゃないかと思われるにもかかわらず、伝説になるだけの事はある、と思い知らされる素晴らしい絵ヅラでございました。

　と言うか、『聖マッスル』はここら辺を読んでからこっち、ずっと読みたいと思ってるのですがどこにも売ってないのですよね。
　宗教上の理由（笑）で絶対に使いたくはなかったのですが、アマゾンあたりを使ってでも購入した方がいいのかねーなどとも思いましたよ。