デジカメ?そんな文明の利器は使い方すら分からんよ

fre2006-11-19

 さて、今回は11/11に行われた理多先生のWEBラジオ公録うぃずライブに行ってんで、その時の事でもレポりたいと思います。
 まあ、例によって例のごとく、当日の出来事については「理多先生がゲストとWEBラジオの公録とミニドラマしてました。あとライブもしてました」くらいの情報量しかないわけですが。



 どうしようもない理多キ○ガイとして有名な私こと男爵は、チケットを取る際は開始時間10分前からリロードを繰り返すくらい気合いが入っていたのですが、当日になると突然気合いが消滅したらしく、いきなりザ・道に迷って開場時間どころか開演時間にすら遅れてしまいました(笑)
 本当に駄目ですね。
 おかげで整理番号は相当若いのに最後列に座る羽目になりましたよ(もうちょっと前に空席もありましたけど)。


 いや、一つ言い訳をさせて貰うと、兵庫県南部の人間は、「山方面が北、海方面が南」という認識で行動しているので、山も海も無い地方に叩き込まれると北と南の区別すらつかなくなってしまうのですよ(だからお前だけです)。



 まーそんな訳で軽く出遅れた公録ですが、まー特に書く事もありません(オイ)
 せいぜい、ゲストは涼森ちさとさんが本命で対抗はるざりん先生あたりだな、と思ってたら正解はその両方だった事と、いつも面白いるざりん先生はもちろん、表舞台に出てるのを、あんまりどころかほとんど見た事無い涼森のちー様がとてつもなく面白かった……と言うかぶっちゃけ理多先生より面(以下検閲削除)という事くらいでしょうか。


 と言うか「気分転換は何してます?」という質問に、「○○○○!」と爽やかに答える涼森のちー様は男前すぎると思いました(公開版ではどうなるか分からないので、一応伏せ字にさせていただきます)。


 あーあと、公録の途中に理多先生と涼森のちー様の二人でミニドラマみたいなのをやってたんですが、正直理多先生があんなに演技が上手いとは思ってませんでした(オイ)
 涼森のちー様が男っぽい女の子の役で、理多先生が女っぽい役だったことくらい驚きました(オイ)
 「理多先生は歌より演技の方が好きなタイプのファンなんで」と本人にも言った事があるくせに、本当にヒドい話ですね。




 という訳で、公録終わって、おまけなはずのミニライブが始まったんですが、いやこれが例のごとく凄かった。


 理多先生がまた、この衣装が本当に好きなんだろうなー、と思うミニスカ黒ニーソで登場したんですけど、いつぞやのごとくニーソが右だけずれまくりましてなぁ。
 この光景を見るのは3回目、少なくとも始めてではないのような気がするのですが、物持ちが良すぎるのか、それとも俺にはよく分からんだけでセクシーさをアピールしていることになるのでしょうか?。


 ま、「ニーソ」ではなく「靴下」と表現していたあたりそれはなさそうですけど。



 ってそんな小ネタはどうでもいいのですよ。
 大事なのは、鬼軍曹のごとく良く訓練されていないファンをびしばし調教する理多先生のアーティスト魂の方ですよ。


 私基準で大雑把にアーティストの観客を、上・中・下、と分類させていただきますと

 上:観客のほぼ全員がよく訓練された兵士であり、蟻の大群があたかも一つの生物のように行動するかのごとく芸術的な動きを見せる
 中:観客の中、主に最前列によく訓練された兵士が多数存在しており、それを手本にすることによって、訓練されていない観客達もある程度以上の働きをすることができる
 下:よく訓練された兵士の数が少なすぎて観客としての盛り上がりに微妙に欠ける

となる訳ですが、基本的に理多先生のファンは私も含めて「下」のランクに位置づけられる訳です。
(一応書いておきますが、アーティストのパフォーマンスのレベルと観客のランクの上中下はあまり関係ない……と少なくとも私は思います。
 まーそーですねえ、とある表声優ユニット……黒葉(仮名)としましょうか……のパフォーマンスがアレでナニでも観客のランクは私的には上な事からいろいろ察していただきたいと思います。)



 で、まあ観客の反応が上だろうが中だろうが下だろうが、普通、アーティストのパフォーマンスというのは、単に興味がないのか、どこまでもビジネスに徹しているのか、それともパフォーマンスのみの力で観客を熱狂させるべきだという美学に基づくものかは知りませんが、まあ基本的にはあんまり変わらない訳です。
(私は基本的にオタ歌手以外にあんま興味ない人なんで、もし違ってたらごめんなさい)



 だが我らが理多先生は違う。
 観客の中に、全体を引っ張っていく司令官がいないなら、私が司令官になればいいじゃないの!とばかりに観客を煽る煽る。
 この、石にかじりついても盛り上がっていくぞ!というパフォーマンス全体、そして歌に込められている気迫。
 これが本当に凄く良いと思うのですよね。


 何度も言いますけど、私は歌の善し悪しとかは全然分からん人間ですけど、歌に人間力、もしくは魂とでもいう何かを込められるかどうか、この、私的にはアーティストにとってもっとも大切だと思える物を理多先生は持ちすぎるほど持っている、とそう思うのです。 

「エロゲ界はすぐロットアップして作品が風化していくので、せめて歌の方面だけでも私が歌い継いでなんとか風化するのを防ぎたい」という言葉、そして前回のレポでは「知っているが、お前の態度が気にくわない」に特化しすぎたためにうっかり省略してしまった「私は魂込めて詩を書いるから歌詞を間違えるとものすごく悔しいんですよ」という言葉が、口先だけではないと思える何かが確実に存在すると。


 さらに今回は、公民館(みたいなもの?)でイベントを行っていたために、跳んだり跳ねたりできない上に、あまつさえ座ったまま盛り上がれ、というあまりにも無茶な条件だったにも関わらず、もしくはだからこそなのか、最初の方は相変わらずやる気がなさそうに手拍子しているだけの奴が多数だった観客を、最後の曲周辺ではきっちり盛り上げさせている理多先生に改めて惚れ直しました。


 あ、あと、前回のレポでは「やっぱファンに恵まれている天性の人気者に理多先生では勝てないのかなぁ」的な事を書いていた私ですが、あれを書いた後見事にぶっ倒れた辺り、単に体調が悪いから気分が盛り上がらなかっただけっぽいです。
 その節は本当に申し訳ございませんでした。


 そしてライブ終わりに、突発的にサイン会的な物が始まったのですが、いや、皆さん気合いが入っていらっしゃいまして、色紙とかCDとかを常備しているのには驚きました。
 そんな中、白くて長持ちしそうなものが携帯電話しかなかったので、それに理多先生と涼森のちー様のサインを入れて貰った私の気合いの入らなさは本当に駄目だと痛感しましたよ。
(ちなみに画像はその携帯電話をおかんの携帯電話をパクってきて撮影したものです)
 前の人がIpodにサインして貰っていたので、私もMP3プレイヤーにサインして貰おうかとも考えたのですが、残念ながら私のMP3プレイヤーは黒でして……。


 さらに気合いが入っていなかったのは、涼森のちー様との会話ですよ。
 理多先生の方には、無難に「MC感動しました」的な事を話したのですが、涼森のちー様に何を話そうかと考えてとっさに思いついたのが、


1:(悪夢以外では)一番お世話になっています!
2:体験版をやったらちー様の悲鳴が興奮しすぎたので『掟の島』というゲームを買ってしまいました!
3:友達がちー様の大ファンなのでサインして下さい。白い物が他にないのでこの当日の注意事項を書いたチラシの裏に!

という、絞首刑と電気椅子とギロチンのどれを選ぶか位の勢いで死亡確定三択だったので、結局何も言わずに帰ってきてしまいました。
 本当に気合いが入っていませんね。