紳一様風に言えば「知っているか……エロゲCDは割るためにある事を……」
『バルバロイ』を終了させた後、次はどの積みゲーor途中放棄ゲーをやろうかと思った俺は、何をとち狂ったのか『Bluelight Magic』なんぞを始めたのですけど……いや素晴らしいねこれは!
文章を大量に表示すると稚拙さが目立ってしまうので、あえて3行表示を主としているエロゲ界のさらに最先端を行く文章1ページ1行表示。
今時あか○りさ○るでも使わないような「なんですってええええええ!」「なんじゃそりゃああああああ!」などの語尾に母音連打するというクラシックな表現の多用。
ギャグゲー初心者でさっぱり笑い所が分からない俺にも、笑い所を的確にナビゲートしてくれているかのような、ほぼ全てのギャグが、
キ○ガイがボケる→天然がさらにボケて状況を悪化させる→ガサツが暴力つっこみをしてさらに状況を悪化させる→主人公絶叫
というスタイルで貫かれている統一感。
こんな素晴らしいプレイ感覚を、発売当時はまだ新人だった(と思われる)草柳順子や金田まひるのフレッシュで日本語が微妙な演技がさらに盛り上げてくれます。
古い格言みたく言うならば購入当時、買ったプレイした5分で切れた、という状態だった俺は、なぜこのゲームをその場で叩き割らなかったのだろうか? そしてなぜその事を忘れてもう1回プレイしようと思ったりしたのだろうか? と不思議でならないほどのすんばらしいゲームです。
かような『Bluelight Magic』、ぜひ皆さんもプレイしてください。
いや本当に済みません。あまりにも面白くなくて切れたので、久しぶりに罵詈雑言スペシャルになってしまいました。