赤ロリちゃんのゴレンジャーハリケーン(違)が不発だった事だけは残念だ

 1個下の雑記を書いたら凄い勢い(2桁超えたら凄い勢いな駄目サイトですみません)で『セイントオクトーバー』で来た人がいたので、「君らそんなに女教皇部長が好きか!」と思ってたんですけど、実際自分で見たら凄い勢いで人が来た理由が分かりました。
 今回のこれは確かに他人の感想見に来るわ。



 そもそもこの『セイントオクトーバー』ってアニメは、他の人はどうか知りませんけど、私としましては、

・性的な方面を狙ってるのかどうかすら読めないキ○ガイ変身バンク
・「ゴスロリ少女探偵団」「黒ロリちゃん白ロリちゃん赤ロリちゃん」という絶望的に不真面目なネーミングセンス
・コスプレしてるとしか思えない(しかも素材は紙か何か)敵の皆さんのデザインと、馬鹿なボンボンにしか見えない敵ボスの社長

 などの、狙ってるのか狙ってないのかすら分からない基本ギャグ調の話に「2回倒したら敵さん消滅しちゃうよ人死にだよ黒ロリちゃんと赤ロリちゃんの過去もヘビーだよこれも人死にだよシリアスだよ」的な要素を無理矢理ぶち込んでみたら、殺人料理並のどうしようもない物が出来ました、ってな感じの、黒い意味ではともかく、まともな意味では何一つ評価できないアニメ、という見解だったのですが、今回はまともに面白かった。


 とは言いましても、基本的な事が他の回より上だったという訳でも無いんですけどね(暴言)。
 内容自体も、いつもより相当シリアス寄りだったとはいえ「女教皇部長が消滅して黒ロリちゃん凹む」という、事前に予測していた通りの物でしたし。


 凄かったのは、今までめっちゃローテンションで演技してたので全然目立たなかった敵ボスの皇帝社長(中の人は海馬社長)のハイテンション邪悪ゼリフと、イケメンナルシスト悪役からキ○ガイ悪役まで幅広くこなすのは知ってたけど、ローテンション冷血悪役も出来た側近やってる子安の演技ですよ。
 この2人の凄い邪悪っぷりだけで、今回の、今までの11話ずっとギャグで流れてきたから、突然シリアスにされても対応に困るわ!的な空気が全部ぶっ飛びましたわ。
 

 まあ、来週の予告を見る限り、黒ロリちゃんは1話であっさり立ち直りそうだわ、縦ロールツインテールょぅι゛ょな新キャラは出るわ、藁人形(割と出番が多いキャラなのに個別紹介ページすら無い……)は実家に帰るわと、いつものノリに戻りそうなんですが……ってあの藁人形は人間だったのか?