よく考えたら歌詞を忘れるたびに(俺含む)客が大喜びするライブって凄いですね

 22日のとりあえず☆ついてきてネ-OSAKA-に行ってきたので、投げやりにレポでも書きたいと思います。ええ、投げやりに。

 この間のライブは愉快なくらいチケットが取りやすかったので、今回も楽勝だと思って投げやりにチケットを買おうとしたら正規販売が2時間くらいであっさり終了して取り逃がし。
 驚愕して、追加発売の際には、発売開始予定時間の19時からPCの前に座ってたら実際の開始時刻が35分くらいで、その間30分以上リロードし続け、と、よく分からない力の入り方でチケットを入手したとり☆つい大阪。

 出演するメンツ5人のうち、割とよく知っているのが理多と藤咲乃絵美だけ、という事もあって、楽しめるのか少々不安になりつつ行った俺の目に最初に飛び込んできたのは、理多と東風たまこ鳴海エリカの冥土服姿。
 正直、この時点では、今日はもうここでゲームセットだと思ってました(暴言)
 知っている人は割と知っていると思いますが、この男爵さんは体型が砂時計に見えない女が冥土服を着ているのを見ると殺したくなるという性癖を持っていますので(暴言)
 それでもタネタネ王妃鳴海エリカはまだ、上流階級のマダムっぽいボディラインを強調しない着こなしをしていらっしゃって、まだマシというかむしろ個人的には萌えキャラだと思ったのですが、理多と東風たまこはなンであんなにウエストを強調した着こなしをしていらっしゃるンでしょうかね、といった風情でございまして。
 おまけに理多はずれてずれて仕方がないニーソをずーーーーーーーーっと直しているという実に色っぽいアクション(棒読み)まで見せてくれましたし。

 というわけで、最初の曲であるスーパーロボット主題歌メドレーがライジンオーガオガイガーキングゲイナーすら知らない私には敷居が高すぎる事もあって、ライブの最初の方は、周りのアクションに投げやりに合わせつつステージをぼーっと眺めていたのですが、その時、ふと気づきました。

 理多だけ他の4人に比べて、異常に熱の入ったリアクションをしている事に。

 正直、誰が歌っているパートだろうがガンガン前に出ているのは、自分が歌っていないパートではしっかりサポートに徹して、きっちり役割をこなしている感じがある鳴海エリカに比べれば洗練されていない感じがしましたし、破天荒さから来る面白さとしても、ステージを笑点の会場か何かと間違えてるんじゃないかと思えるくらいよく分からないコントをやっている東風たまこほど面白い訳でもない。
 ですが、潜り抜けてきた死線(ライブ)の激しさを物語るような激しいリアクションは、何と言うか、ここまでされたら盛り上がらないわけにはいかないだろう、という気迫に満ちた物でありました。
 この気迫こそが理多の持ち味、そしてライブの醍醐味だよなあ、という訳で、気がついたらなーんとなく気分が盛り上がっていて、結局、知っていた曲は巫女みこナースくらいでベリーメロンこいこい7の主題歌も夏子さん冬子さんごきげんようでござるゲーの主題歌すら知らないにもかかわらず割と楽しむ事ができました。



 ああ、全く触れる事無く終わった残り二人のメンツですか?
 本条真琴さんは、(現在は一線を退いてウィルの音響をやってる事を考慮に入れなくても)歌もリアクションも(ついでに見た目も)割と良かったんですけど、逆に真っ当すぎて特にコメントする事がありませんでしたわ。
 で、藤咲乃絵美は……ねえ。
 なんつーか、(多分)一人だけ歌をリリースしている訳でも無いからって事もあるのかもしれませんが、リアクションが薄すぎて全く印象に残っていないので、次があればもうちょっと頑張っている所を見せて欲しいな、とそう思いましたよ。